上申書殺人事件|前代未聞の死刑囚による告発、首謀者は塀の外!
2005年、前代未聞の告発が茨城県警に届く。それは、ある死刑囚が別の殺人に関わったという上申書だった。死刑囚の名は後藤良次、彼は警察も知らない3件の殺人事件が、ある人物の指揮のもと行われていたというのだ。県警は「告発は本物」と判断したが、すでに証拠隠滅された事件の捜査は困難を極めた。
大阪心斎橋通り魔殺人事件|覚醒剤の幻聴に従い殺害
「大阪心斎橋通り魔殺人事件」の概要 2012年6月10日、大阪・心斎橋の繁華街で男女2人が無差別に殺害される事件が発生した。「人を殺せば死刑になれると思った」逮捕直後はそう話していた犯人・礒飛京三(当時36歳)だったが、裁判員裁判で希望通り...
栃木小1女児殺害事件(今市事件)|物的証拠なしで無期懲役確定
2005年12月1日に栃木県今市市で発生した栃木小1女児殺害事件。物的証拠がないことから捜査は難航し、容疑者の勝又拓哉が逮捕されたのは、事件から8年以上が経っていた。勝又は一旦は殺害を自供したものの、その後犯行を否認。しかし、裁判では当初の自供と状況証拠のみで無期懲役が確定した。
つくば母子殺人事件|エリート医師がなぜ?望まない結婚の最悪な結末
本命ではない女性と結婚した”エリート医師”。初めから愛もなく家庭を顧みない夫、条件をつけて不倫を認めた妻。こんなちぐはぐな生活が、いつまでも続くはずがなく、夫婦は最悪な結末を迎える。たび重なる激しい口論の果て、夫の野本岩男は妻を殺し、幼い子供2人も殺害してしまったのだ。
日本・外国人集団連続強盗殺人事件|警察庁広域重要指定121号事件
1993年10月から12月にかけて連続して5件の強盗事件を起こし、3人を殺害した下山信一ら7人の強盗団。このうち下山と黄奕善には死刑、ほか5人のうち2人に無期懲役が確定した。滋賀・群馬・東京にまたがるこの事件は、重要広域指定121号に指定された。
新橋ストーカー殺人事件|耳かき嬢にマジ惚れした中年男の狂気
耳かき店のNo.1嬢に入れ込み、週に3回も通っていた林貢二。月に数十万円も使う上客の彼は、耳かき嬢に本気で惚れていた。1年を過ぎると真剣に交際を考えるようになったが、店側からすればただの客。彼は付きまとうようになり、店から出入り禁止にされる。
小豆島両親殺害事件|妹との待遇差に”長年の恨み”
「小豆島両親殺害事件」の概要 「二十四の瞳」やオリーブの島としても有名なのどかな小豆島で、前代未聞の惨殺事件が発生した。2015年4月30日深夜、水道工事会社を経営する60代夫婦が、何者かに殺害された。人目のない場所だけに捜査は難航するが、...
甲府信金OL誘拐殺人事件|犯人をあぶり出したのは声紋分析
宮川豊は大型トラックの営業マン。成績を上げるための架空販売をくり返し、7000万円の借金があった。これが動機で、身代金目的で甲府信金OLを誘拐、殺害した。しかし犯人の電話音声がテレビ公開されたことで知人に見破られ、自首を決意。裁判で無期懲役が確定した。
名古屋市連続通り魔殺傷事件|ひらひらさんと呼ばれた厄介女
「名古屋市連続通り魔殺傷事件」の概要 2003年3月30日、名古屋で若い女性を狙った通り魔事件が発生した。この事件で22歳の看護師女性が殺害されたほか、2日後には別の23歳女性が包丁で刺されて重傷を負った。事件から5ヶ月後、逮捕されたのは伊...
津山小3女児殺害事件|動機は「少女の苦しむ姿を見たかった…」
「津山小3女児殺害事件」の概要 2004年9月に発生して以来、長い間未解決だった「津山小3女児殺害事件」。事件から14年後、ようやく逮捕となったのは、過去に同様の殺人未遂事件を起こして服役中の勝田州彦(当時39歳)だった。勝田には「少女が苦...