警察の怠慢

日本の凶悪事件

太宰府主婦暴行死事件|”すくえた命”を見殺しにした佐賀県警

11回も相談に出向いたのに、佐賀県警は被害届を受理しなかった。その結果、主婦は連日の凄惨な暴行により死亡してしまう。主犯の山本美幸には懲役22年が言い渡されたが、服役中の2022年8月、麓刑務所内にて病死した。佐賀県警は遺族に謝罪はしたものの「対応に不備はなかった」と開き直った。
日本の凶悪事件

逗子ストーカー殺人事件|ゾッとする執念深さ

2012年に神奈川県逗子市で、小堤英統による度重なるストーカー被害の末に女性が殺害された事件。ストーカー被害が把握されていたにも関わらず事件を防止できなかったこと、行政や警察からの個人情報漏洩が問題視された。またストーカー規制法の不備が指摘され、同法の改正につながった。
日本の凶悪事件

桶川ストーカー殺人事件|ストーカー規制法のきっかけとなった重大事件

1999年に埼玉県桶川市で発生した殺人事件。ひとりの女子大学生が、元交際相手・小松和人を中心とする犯人グループから嫌がらせ行為を受け続けた末に殺害された。この事件が契機となり、2000年に「ストーカー規制法」が制定された。また、埼玉県警のずさんな捜査も非難され、3人の警察官が有罪判決を受けている。
日本の凶悪事件

姫路2女性殺害事件|IQ63の殺人鬼

2005年、兵庫県姫路市で発生したバラバラ殺人事件。犯人の高柳和也は、交際相手とその友人をハンマーで殴り殺したあと、遺体をバラバラにして海に捨てていた。失踪を訴える両親に、姫路警察は高圧的な態度で接し、捜査をしなかったために避難が集中した。そのため、事件は両親が頼った「別の兵庫県警の警察官」が解決した。
日本の凶悪事件

長崎ストーカー殺人事件|警察の失態が招いた殺人事件

家族の祖母と母親を殺害し、死刑を宣告された。警察が慰安旅行のため被害届を受け付けなかったことにより、事件を未然に防げなかったとして世間の非難を浴びた事件である。長崎県、千葉県、三重県の3県を股にかける事件だったが、警察の連携不足が指摘される等の問題点も浮上した。
日本の凶悪事件

栃木リンチ殺人事件|遺体は皮膚の8割が焼けただれていた…

1999年12月2日、萩原克彦、梅沢昭博、村上博紀の3人の未成年グループは、栃木県芳賀郡市貝町の山林で被害者を殺害して埋めた。3人は2か月間、監禁と凄惨なリンチで700万円以上を脅し取った。被害者の身体は8割に火傷を負い、その痕は膿んで腐敗していたという。