浜名湖連続殺人事件|裁判で100回「黙秘」した男

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浜名湖連続殺人事件/川崎竜弥日本の凶悪事件

浜名湖連続殺人事件

完全黙秘を貫き通し、無罪を主張した川崎竜弥。自供がないため凶器などの発見にも至らず、検察は状況証拠の積み重ねで犯行を立証するしかなかった。
元同僚と友人を殺害して浜名湖に遺棄した川崎だったが、防犯カメラ映像や遺体運搬時の血痕のDNAなど、自供はなくとも状況証拠は数多くあった。こうして始まった裁判だったが、一審・二審判決は死刑。このまま最高裁まで争うものと思われたが、判決直前で川崎は上告を取り下げる。その理由は「死刑に納得した」というものだった。

事件データ

犯人川崎竜弥(当時32歳)
事件種別連続殺人事件
発生日2016年1月29日、7月5日
犯行場所静岡県浜松市
被害者数2人死亡
判決死刑:東京拘置所に収監中
動機財産を奪う
キーワード黙秘

「浜名湖連続殺人事件」の詳細

浜名湖連続殺人事件被害者・須藤敦司さん
被害者の須藤敦司さん

宅地建物取引士・川崎竜弥(当時32歳)は当時、静岡県浜松市北区三ケ日町大谷に住んでいた。彼は須藤敦司さん(62歳)と元同僚で、2009年から浜松市内でトラック運転手として同じ会社で勤務していた。

須藤さんは2013年に定年退職したが、川崎はその数年前に会社でトラブルを起こして退職している。2人はともにバイクが趣味だったが、個人的な付き合いは特になかった。
須藤さんは退職後、浜松市内のマンションでひとり暮らしをしていて、当時は無職だった。

そんな須藤さんの財産の情報を、川崎は1か月半前から収集していた。そして2016年1月25日午後6時すぎ、須藤さんが郵便ポストに入れていた「部屋の鍵」を持ち去って合鍵を作製。1月29日頃、その合鍵を使用して須藤さんの部屋に侵入、そして須藤さんを殺害。実印やキャッシュカードなどを奪った。

日付が変わった30日の午前3時30分、川崎は須藤さんの部屋から ”白いカバーで覆った段ボール様のもの” を搬出している。(須藤さんの遺体が入っていた可能性が高い)

その日の午前10時には新しい畳を注文し、古い畳は自分で処分すると告げている。そして翌31日深夜、人目のない時間帯を選んで古い畳6枚を搬出した。防犯カメラには、畳に血液とみられる赤い染みが広範囲にわたって確認できた。

須藤さんの財産を自分の名義に

その後、2月1日に須藤さんの軽乗用車の所有権を自身に移すと、5日にはマンション、8日にオートバイ2台の名義を、委任状を偽造して相次いで自身に変更した。

8日~14日には須藤さん名義でじぶん銀行不正に口座を開設し、須藤さんの浜松信用金庫の口座から454万円を送金。じぶん銀行のキャッシュカードを使ってATMで20万円を引き出している。

さらに18日には須藤さん名義で三井住友銀行にも口座を開設。須藤さんの老齢厚生年金の受取口座をこの口座に変更し、6月15日までに振り込まれた須藤さんの老齢厚生年金16万9730円をだまし取った。

マンションから運び出した須藤さんの遺体は、未明(7月14日までの間)に焼いて浜名湖周辺に遺棄した。

友人の出町優人さんを殺害

浜名湖連続殺人事件被害者・出町優人さん
2人目の被害者・出町優人さん

須藤さん殺害から約半年後、川崎は第2の殺人事件を起こしている。

2016年7月5日、川崎は静岡県磐田市に借りていたアパートで、友人の出町優人さん(32歳)の腹部を刃物で刺すなどして殺害。8日までの間にバラバラにしたうえで浜名湖周辺に遺棄した。

北海道美唄市出身の出町さんは、当時は京都市に住む工員だった。川崎は出町さんが覚醒剤所持事件で京都刑務所に服役した際、出町さんの荷物を預かっている。川崎はこの荷物を返す条件として「7月3日に浜松に来ること」などを強く要求していた。

出町さんはそれに従い7月3日、JR浜松駅で川崎と落ち合い、磐田市のアパートで寝泊りすることになった。出町さんと川崎は、7月5日午前0時6分までオンラインゲーム「将棋弐」でゲーム中にチャットをしており、その直後の午前0時8分、出町さんはツイッターの投稿をしている。

このことから、少なくともこの時点まで出町さんは生存していたと思われるが、これを最後に毎日のように投稿していたツイッターの更新が途絶えている。

出町さんは大阪の知人に「また(川崎に)金を貸した」と電話で話しており、殺害される直前にも「浜松に貸した金を返してもらいに行ってくる」と言っていた。

またゲーム内のチャット記録から、川崎が ”以前の勤務先への破壊工作を、出町さんにやらせようとしていた” ことや、須藤さん失踪後に ”出町さんに須藤さんの養子になることを持ちかけた” ことも判明している。

生存しているように偽装

浜名湖連続殺人事件

川崎は、出町さんが生存しているように装う工作をしていた。
京都市の更生保護施設の職員が7月6日午前に出町さんの携帯電話に連絡したところ、川崎が出て「(出町さんは)ミカン農園に作業に行っている。夕方に戻る」と答えた。
しかし川崎の父親によると、「出町さんをみかん農園で働かせたことはない」と証言している。

9日には出町さんの携帯から自身の携帯に「雨上がってしまいましたね」とメッセージを送り、川崎からは「まあ仕方ないね。またの機会に動く」と返信するなど、自作自演のやり取りを残している。出町さんの携帯は、のちに川崎の車から発見されている。

10日には出町さんが勤めていた工場に、職場のロッカーの鍵を送った。

出町さんはネットゲームが趣味で「優琥(ゆーく)」のハンドルネームで愛好家を集めてイベントを主催するなど、一部のゲーマーの間では知られた存在だった。だが一方で、仲間から借りた金を返さず “借りパク” することもあり、被害を訴えるゲーマーも数多くいたようだ。

出町さんはネット上のプロフィルに「(前世は)詐欺師かな」と記していた。

出町優人さんの遺体発見

7月8日、出町さんの遺体の一部が浜名湖で発見された。

7月14日、静岡県警は川崎を別件逮捕する。逮捕理由は「須藤さんのキャッシュカードで20万円を引き出した窃盗容疑」と、「須藤さんの口座から計454万円を不正に移した詐欺容疑」だった。しかし県警は、”出町さん殺害” や ”須藤さん失踪” に川崎が関与しているとみていた。

この留置中、川崎は隣の房の男(窃盗容疑で留置)に2件の殺人事件について話している。この男に語った内容は、以下の通りである。

  • 「おじさん」を殺したあと、「若い子」を殺した
  • 「おじさん」のほうは、マンションを取るために殺した
  • 「おじさん」、「若い子」とも、浜名湖周辺の同じところに捨てた

ほかにも「警察犬の嗅覚」についての心配や、「肉片とか出たら困る」などと話していたという。

そんな中、8月31日に浜名湖岸で須藤さんのものとみられる骨数本を、近隣住民が発見する。静岡県警は9月16日、骨の鑑定結果などから「須藤さんの殺人・死体遺棄事件」と断定、浜松中央署捜査本部を設置した。

そして9月22日、出町さんへの殺人、死体遺棄・損壊容疑で川崎を再逮捕。12月8日、須藤さんへの強盗殺人と死体遺棄などの疑いでも再逮捕した。

「浜名湖連続殺人事件」経過一覧表

浜名湖連続殺人事件
須藤敦司さんのマンション
2016年事象
1月25日須藤さんの自宅マンションの合鍵を作る
1月29日合鍵を使ってマンションに侵入し、須藤さん殺害
1月30日マンションから白いカバーで覆った物を台車で搬出
1月31日マンションから血痕のようなものが付着したを搬出
2月1日須藤さんの軽乗用車の名義を自分に変更
須藤さん名義でじぶん銀行に口座を開設
2月5日須藤さんのマンションの名義を変更
2月8日須藤さんのオートバイ2台の名義を変更
2月8日
〜14日 
須藤さんの信用金庫口座から計454万円を不正送金
じぶん銀行カード使いATMで20万円を引き出す
2月18日須藤さん名義で三井住友銀行に口座を開設
3月26日 須藤さんの老齢厚生年金の受取口座を別口座に変更
(6月15日までに年金16万9730円をだまし取る)
3月27日須藤さんの友人が「連絡が付かない」と警察に相談
浜名湖連続殺人事件
~6月出町さんに再三にわたって浜松市に来るよう要求
7月3日出町さんが磐田市のアパートで寝泊まりを開始
7月5日(AM00:08)出町さんがツイッターに最後の書き込み
(AM03:28)アパート近くの防犯カメラに川崎の車
(AM09:29)近くの郵便局で特大段ボール箱を購入
(AM10:00~)積荷を載せたトラックで浜名湖方面へ
7月6日出町さんの携帯電話に川崎が出る
7月8日浜名湖で切断された出町さんの遺体が発見される
7月11日磐田市のアパートの中途解約を申請
7月14日窃盗(須藤さんの20万円引き出し)の疑いで逮捕
8月31日浜名湖で須藤さんの骨の一部など発見

川崎竜弥の生い立ち

浜名湖連続殺人事件/川崎竜弥

川崎竜弥浜松市北区のみかん農家で、4人兄弟の長男として育った。
幼少期は長男として祖母らにかわいがられ、よく「将来は仮面ライダーのようなヒーローになりたい」と話していたという。

その後、地元の小中学校を卒業。小学校高学年頃を境に、地域住民との交流が減った。(これ以降、成人後も自治会の活動などには参加していない)
中学時代は剣道部に所属しながらパソコンに熱中。基板をいじり、好きなことを突き詰めるタイプだったという。

浜松市内の工業高校に進学したが、3年生の時に中退。その後は肥料会社や土建会社、運送会社などを転々としている。2009年から勤務した浜松市内の会社では、殺害した須藤敦司さんと同僚だった。

「おしゃべり」なのに黙秘

2006年、川崎は須藤さんと出町さんを殺害した容疑で逮捕される。

川崎の性格は遊び好きで、非常におしゃべりだという。別件逮捕された時も、留置場で知り合ったばかりの男に2件の殺人事件について告白し、これは「信憑性が高い」と認定され、公判では証拠として採用されている。

そんな「おしゃべり」な川崎だが、公判中は「黙秘」をくり返し、その回数は100回以上といわれている。彼は裁判では黙秘を貫き通し、無罪を主張したのだ。

川崎が公判中「黙秘」以外の言葉を発したのはわずかに2回
検察官が「取り調べをしたのは私だったが覚えているか」と尋ねたのに対し、「よく覚えている」と答えた際と、別の質問にやはり「覚えている」と答えた時だけだった。

しかし判決は、一審・控訴審ともに死刑。そのまま最高裁まで争うと思われたが、判決直前に自ら上告を取り下げ、死刑が確定する。
その心情について川崎は、面会に訪れた弁護士に対し、「刑が執行されることに納得した」と話している。

現在は東京拘置所に収監され、刑の執行を待つ身である。

「黙秘」で通した裁判員裁判

浜名湖連続殺人事件

川崎竜弥被告は供述を拒み、「黙秘」を貫き通したため、事件の詳細部分で不明な点が多い。そのため2人を殺害した凶器などは未発見のままで、川崎被告の実家から押収した「軽トラック」や「台車」に被害者の血痕が付着していたことなど、検察側が積み上げた約150の状況証拠が焦点だった。

第一審:静岡地裁は死刑判決

2018年1月16日の初公判で、川崎竜弥被告は起訴内容の認否について問われ、「黙秘」とだけ述べた。

冒頭陳述で検察側は、川崎被告が須藤敦司さんの生前から「(須藤さんの)財産の情報収集をしていた」と指摘、財産を奪う目的で計画的に犯行に及んだとの見方を示した。

須藤さんのマンションの防犯カメラ映像から、以下の行動が判明している。

  • 2016年1月25日午後6時頃、須藤さんの郵便ポストから部屋の鍵を持ち去り合鍵を作製
  • 2016年1月29日深夜、須藤さんは自宅マンションに帰宅。それ以降、外出していない
  • 1月30日午前3時30分、白いカバーで覆った物を台車で搬出
  • 1月31日深夜、広範囲に血液とみられる赤い染みの付いた古い畳6枚を搬出

ほかにも、「4月に友人に犯行をほのめかしていた」「窃盗容疑で逮捕された際、留置場の隣の房の男に犯行を告白していた」ことなどを挙げ、川崎被告が犯人と主張。マンションの地下駐車場や駐輪場付近を動画で撮影するなど、入念に下調べしていたことも明かし、綿密な犯行計画のもとに実行された殺人であることをうかがわせた。

22日の第4回公判で、検察側は川崎被告の実家の台車から見つかった血痕のDNA型が、須藤さんのものとする鑑定結果を示した。
このほか、川崎被告の元婚約者の供述証書も朗読。2016年4月、川崎被告から「良くないことをして須藤さんの家を自分のものにした。こんな状態で結婚できない」と伝えられたと説明した。

出町優人さんの審理

26日の第7回公判からは、出町優人さんの事件の審理が始まった。
検察側は、防犯カメラの映像などから「川崎被告は7月5日午前9時29分過ぎ、近くの郵便局で特大サイズの段ボール3箱を購入。被告がアパート付近にいた午前3時28分からの約6時間の間に、出町さんを殺害した」と推定した。

アパートからは、出町さんの「血痕と骨片」を発見したことも明かされた。また川崎被告の実家から押収した軽トラックの荷台に、出町さんの血痕が付着していたことも指摘した。

弁護側は出町さんが川崎被告に「身元引受人になってほしい」と申し出るなど、2人の関係は良好だったと主張。「2人の間に暴力に発展するトラブルが生じたこともなく、出町さんを殺害しても川崎被告には何の利益もない」と川崎の犯行を否定している。

29日の第8回公判では、川崎被告と出町さんの間で交わした、手紙やLINEのやり取りなどを提示した。出町さんが覚醒剤所持事件で京都刑務所に服役中、川崎被告は出町さんの荷物を預かっていた。出所後、LINEで「7月3日に静岡にいなければ(荷物が入った)段ボールは処分する」などと圧力をかけていたと説明した。

留置場で犯行を告白?

29日の第9回公判で、警察署の留置場内で川崎被告の隣室で留置されていた男性の証人尋問が行われた。この男性によると、川崎被告は「1人目(須藤さん)はパーフェクトに殺したが、2人目(出町さん)は急ぎの仕事だったので、遺体を発見されてしまった。急ぎ仕事だけど中性洗剤でやればDNAごと拭きとれる」などと説明した。

弁護側は留置場内で、この男性が警察職員とトラブルになり、川崎被告が警察職員の味方をしたため「2人の仲が悪化していたはずだ」と指摘。しかし、男性は「仲直りした」と反論した。

この日は出町さんの母親の証人尋問も行われ、黙秘を続ける川崎被告に「なぜ殺害したにもかかわらず黙秘を続けるのか。卑怯だと思う」と述べ、「日本で最も重い死刑を」と極刑を求めた。

また、2月2日の第10回公判で須藤さんの母親の手紙が朗読され、「大人になっても親や兄弟のことを大切に思ってくれていた。優しい子だからつけ込まれたとしか思えない。(川崎被告は)極刑以外にあり得ない」と訴えた。

2月6日の論告で検察側は、「川崎被告が犯人でないなら、合理的な説明ができない」と強調。「犯行の悪質性は極めて高く、極刑は免れない」と述べた。
弁護側は最終弁論で、「無罪を主張する」との姿勢を改めて示した。

第一審判決は死刑

判決裁判長は、主文の読み上げを後回しにせず、冒頭で死刑を宣告した

須藤さん殺害事件に関して

裁判長は防犯カメラ映像など、「間接的な証拠」を積み重ねていった検察側の主張を全面的に認め、「第三者による犯行の可能性は、ほとんど考えられない」と指摘。その理由として以下の項目を挙げた。

  • 1月30日搬出された段ボール箱に須藤さんの遺体が入っていた可能性が高い
  • その際に使用した台車に、須藤さんのDNA型と矛盾しない血痕が付着していた
  • 1月31日にマンションから血痕のようなものが付着した畳を搬出していた
  • 須藤さんが川崎被告に財産のほとんどを譲渡する理由がない
  • 免許証や携帯電話など被害者の貴重品を持っていたことも「任意に預かったとは考えがたい」
  • 被告から犯行を告白されたとする知人らの証言も「客観的な証拠と合致し、信用できる」

殺害方法については「不明」としながらも、動機については「財産を奪う目的だったことは明白。周到に準備された計画的な犯行で、狡猾で物欲が際立っている」と非難した。

出町さん殺害事件に関して

出町さんが磐田市内のアパートで寝泊まりを始めて、遺体が発見されるまでの期間が短いことを挙げ、川崎被告以外にアパートに容易に入ることのできた第三者存在しない可能性が高いとした。

留置場の隣房にいた男性への犯行告白の信憑性については、「須藤さんの遺体が発見される前のことであり、アパートで発見された中性洗剤など客観的証拠とも合致している」として、弁護側が主張した虚偽とする供述を退けた。

そして、「半年以内に2人の命を奪った刑事責任は極めて重大。被害者2人の無念さは察するにあまりある」と批判した。
また、黙秘を続ける川崎被告に対し、「遺族が黙秘を続ける被告に峻烈な処罰感情を示すのも理解できる」と被害者遺族の感情を考慮。川崎被告から「謝罪や反省の言葉」が一切なかったとし、「生命軽視の態度が著しく、一連の犯行は冷徹で残忍死刑の選択はやむを得ない」と結論付けた。

上告を取り下げ死刑確定

2019年3月15日、東京高裁は被告側の控訴を棄却。死刑判決を支持した。

このため弁護側は上告。上告審判決は2021年2月15日の予定だったが、その直前の2月13日付で川崎被告は上告を取り下げ、死刑が確定した。川崎被告は15日に面会に訪れた弁護士に対し、「刑が執行されることに納得した」と話したという。

川崎竜弥死刑囚は現在、東京拘置所に収監中である。

川崎竜弥の余罪はなかったことに?

川崎竜弥は本事件以外にも、浜松市の無職男性と共謀して2件の事件を起こしていました。

2件とも器物損壊や住居侵入などです。

 

1件目は2014年11月16日、浜松市の男性会社員宅で「乗用車2台の窓ガラスなどを割った」罪で2017年9月13日に逮捕
2件目は2014年2月3日、浜松市内の会社駐車場で、「トラック9台と乗用車6台のフロントガラスやサイドミラーなどを割った罪」で2017年10月4日に再逮捕

 

2人とも起訴はされましたが、川崎に関しては取り下げられています。これは「死刑となった被告に新たな刑を科すことができない」という刑法46条1項に基づくものです。

 

一見「ヤリ得」にも感じますね。
でも、もし「服役後に死刑囚に移行する運用」だったら、場合によっては何十年も刑に服して、「死刑囚になる前に寿命」という事態も考えられるので、残当な法律ということになるのでしょう。

 

ちなみに共犯の無職男性の起訴はそのままです。まあ当然ですが。

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