スポンサーリンク
スポンサーリンク

鳥取連続不審死事件|まるでカマキリ?男を食い物にする恐ろしい女

上田美由紀日本の凶悪事件
スポンサーリンク

鳥取連続不審死事件

2004年から2009年にかけ、鳥取県で起こった連続不審死事件。
スナックのホステスをしていた上田美由紀の周辺で、男性6人が次々と不審死していた。
そのうち2人については上田の犯行と断定、彼女は裁判で死刑となる。他の4人についても、限りなく黒に近いグレーだったが、立証できず起訴は見送られた。
野蛮で美人でもない彼女には、なぜか常に交際相手がおり、不審死した6人のうち5人と付き合っていたという。

スポンサーリンク

事件データ

犯人上田美由紀(逮捕時35歳)
本名:李 美由
犯行種別連続殺人事件
犯行日2004年5月~2009年10月
場所鳥取県
被害者数2人死亡(他4人不審死)
判決死刑:広島拘置所に収監中
動機金銭搾取
キーワード
スポンサーリンク

事件の経緯

スポンサーリンク

第1事案:新聞記者の男性(自殺)

鳥取連続不審死事件
上田美由紀と古川さん

古川司さん(41歳)は読売新聞鳥取支局に赴任してきた新聞記者だった。
スナックの常連だった彼は2001年頃、その店のホステス・上田美由紀(当時35)と出会う。古川さんには妻子があったが、2003年に上田と交際・同棲するようになった。その後、古川さんは周囲に借金してまわるようになる。

2004年5月13日、古川さんは鳥取市内のJR・因美線の線路内で、段ボールに入って横たわり、列車にひかれて死亡。段ボールには「上田美由紀に出会えてよかった。本当の愛を知った」と走り書きがあり、また勤務先の新聞社には「迷惑をかけた」との遺書らしきものが残されていた。
筆跡鑑定の結果、古川さんの筆跡と一致したため、警察は「自殺」と断定した。

上田美由紀の詐欺事件

詐欺1:2006年11月15日、鳥取市の知人女性から、息子の借金返済のためと126万円を騙し取った

スポンサーリンク

第2事案:警備会社勤務の男性(事故死)

古田新一さん(27歳)は警備会社に勤務する警備員だった。
上田とは2001年頃、彼女が勤めるスナックで出会っている。そのうち、古田さんは自身の弟も含め、上田と親しくなっていく。2005年頃には上田宅に同居し、上田の子供の面倒を見るようになった。

2007年8月18日、古田さんは、上田の家族と鳥取砂丘近くの海辺に貝採りに出かけた。しかし、彼はこの時姿が見えなくなり、捜索の結果、沖合約200mの海底に沈んでいるのが発見される。
すぐに病院に搬送されたが、9日後の8月27日に蘇生後脳症で死亡した。弟によると古田さんは泳ぎが苦手だった。

この件は、事故死として処理され、薬物検査はされなかった。古田さんはとても気が弱く、上田からDVを受けていたと弟は話す。ほかにも「実態のない借用書」を書かされたり、給料を取り上げられたり、ロープで縛られるなど、まるで奴隷のようだったという。
古田さんが実家に逃げ帰った時などは、上田が家に乗り込んで、無理やり連れ戻した

スポンサーリンク

第3事案:島根県警刑事の男性(自殺)

島根県警刑事の藤田格さん(41歳)は、2007年頃に上田と知り合った。彼女が勤めるスナックに捜査で訪れたのきっかけに、常連客となったのだ。藤田さんは妻子があったにもかかわらず、上田と交際するようになった。
そのうち勤務態度、女性問題、金銭問題などが県警内で問題視されるようになり、上司より注意を受けていた。

2008年2月、藤田さんは鳥取県内の山中で、首を吊った状態で発見される。現場は雪が積もっていて、足跡が1人分しかなく、解剖でも不審な点はなかったことから自殺と断定された。

スポンサーリンク

第4事案:トラック運転手の男性(殺害)

矢部和美さん

トラック運転手の矢部和実さん(47歳)は、上田とあるスナックの客同士として知り合った。交際は2008年2月頃より開始している。

2月26日、上田は矢部さんのアパートを訪れて昼食を作った。矢部さんはそれを食べて車で出勤中、意識がもうろうとなり、自損事故を起こす。さらに同日夜、上田が勧めた缶ビールを飲み、眠り込んだ間に布団や壁の一部が焼ける火災が発生、煙を吸って数日間入院した。

退院後、アパートに戻った矢部さんは、押し入れが物色されているのに気付き、鳥取県警に被害を届けた。上田に貸した270万円の借用書もなくなっていた。県警は、部屋に残されていたビール缶などを押収している。

2009年4月11日、鳥取県北栄町の沖合約600mの海底で、矢部さんが全裸の水死体で発見された。司法解剖の結果、死因は溺死で体内から睡眠導入剤が検出された。さらに、通常の溺死では普通見られない肺からの砂が検出された。
2010年3月3日に鳥取県警は、強盗殺人容疑で上田を逮捕した。

上田美由紀と男性Aの詐欺・窃盗事件

詐欺2:2009年4月23日、八頭町の農機具販売会社から代金を払う意思があるように装い、トラクター1台(約220万円相当)を詐取した4月27日、さらに田植え機とトラクター(計約262万円相当)を詐取した

住居侵入・窃盗6月24日、鳥取市の知人宅に侵入し現金約35万円などを盗んだ

詐欺3:8月26日、八頭町の金物店から草刈り機など3点(約14万円相当)を詐取した9月7日、さらに草刈り機など4点(約26万円相当)を詐取した


詐欺48月31日、鳥取市の自動車会社から軽自動車4台(約113万円相当)を詐取した


詐欺59月18日、鳥取市の農機具販売店から草刈り機など4点(約56万円相当)を詐取した
9月20日、9月22日、さらに草刈り機など4点(約27万円相当)を詐取した

スポンサーリンク

第5事案:電器店経営の男性 (殺害)

円山秀樹さん

鳥取市内で電器店を経営する円山秀樹さん(57歳)は、2009年夏頃に上田と同棲中の男性Aに対して53万円相当の家電製品を掛け売りで納品していた。その家電製品を、料金未払いであるにもかかわらず、2人は転売するなどした。

2009年10月7日、鳥取市の摩尼山中腹の摩尼川にて、円山さんが水死しているのが発見される。顔には傷があったという。
司法解剖の結果、睡眠導入剤が検出された。状況証拠などから、2010年1月28日に鳥取県警は強盗殺人容疑で上田を逮捕。犯行は前日10月6日とみていた。
県警は、上田が詐欺容疑を重ねていたことをつかんでマークしていたが、殺害当日は尾行に失敗したため、殺害を見逃してしまったと報道されている。

スポンサーリンク

第6事案:無職の男性(病死)

田口和美さん(58歳)は、2009年に脳梗塞を患ってから無職となり、生活保護を受けていた。彼は、上田と同じアパートの別棟で暮らしていた。
田口さんは上田の勤務するスナックの客でもあり、上田とは親しい間柄になっていた。彼は合鍵を渡したり、上田の子供の面倒を見るなどしていた。

そんな田口さんは、10月26日の夜から容態がおかしくなる。翌朝になって救急搬送されたが、既に心肺停止の状態だった。当時の関係者の証言では「10月26日夕方、田口さんの意識が混濁し、上田が田口さんに錠剤を服用させていた」そうだ。遺体は司法解剖され、体内から睡眠導入剤が検出された。
田口さんは2009年9月頃、上田の車を運転中に事故を起こし、上田と金銭トラブルになっていた。

警察は上田との関連を捜査した。しかし、田口さんは心臓に持病があったこと、死亡と睡眠導入剤との因果関係が不明なことから、最終的には病死と断定されている。

上田美由紀と男性Aの詐欺事件

詐欺6:2009年10月9日、鳥取市の電器店から4回にわたり、家電計9点(約123万円相当)を詐取した。商品は入手翌日に転売するなどした。

詐欺7:2009年10月29日、鳥取市の機械店から除雪機など2点(約51万円相当)を詐取した。11月1日、さらに除雪機1台(約29万円相当)を詐取し、機械は受け取ったその日に市内のリサイクルショップに転売した。

2009年11月2日、上田は鳥取市の知人女性から126万円を騙し取った詐欺容疑逮捕された。
この件も含め、2010年4月12日までに詐欺8件、住居侵入・窃盗1件、強盗殺人2件で順次逮捕されている。

鳥取県にはこんないい場所も!
燕趙園

鳥取県にはきれいな本格派中国庭園があるので紹介します。

【鳥取県】中国庭園・燕趙園|香取慎吾「西遊記」のロケ地

スポンサーリンク

犯人・上田美由紀について

上田美由紀

上田美由紀は1973年12月、鳥取県倉吉市で生まれた。

両親と兄1人の4人家族で、幼少期は鳥取県東伯郡大栄町で過ごした。父親は物静かで無口な人だったが、母親は派手好きで悪い噂が絶えない人だったそうだ。
小学生の頃から、近所の家に勝手に上がり込み、物を壊したり盗んだりして素行が悪かった。中学時代は、一部の同級生をいいなりにしてコキ使ったり、嘘つきとしても有名だった。近所では、家族は疎まれる存在だったという。

1988年に中学校を卒業後、高校の看護科に進学するが、素行の悪さのため中退。その後、ストッキング工場や結婚情報センターの事務員として働くも、長続きしなかった。
大阪で結婚して、1男1女を儲けるが離婚鳥取に戻って別の男性と再婚してさらに1男1女が生まれたが、そのうち別居している。

スポンサーリンク

交際男性が次々と不審死

鳥取連続不審死事件
上田美由紀と男性Aは、左側の平屋に住んでいた

やがて上田は、鳥取市の歓楽街のスナックで働くようになった。このころから上田と交際する男性が、次々と不審死するようになる。
2002年3月には詐欺容疑で逮捕されるが、起訴には至っていない。2003年および2008年には無免許運転で捕まっている。2004年には婚外子1女を儲け、子どもは5人になった。

2009年4月頃から交際相手の男性Aと組んで、頻繁に詐欺を繰り返すようになる。そして夏頃からは、男性Aと同棲を始めた。
2009年11月2日、知人女性から126万円を騙し取った容疑で逮捕。 これが始まりで、詐欺8件、住居侵入・窃盗1件、強盗殺人2件、合計11件について起訴された。

公判を経て2017年7月27日、死刑が確定。現在は、広島拘置所に収監中である。

スポンサーリンク

同棲していた男性Aについて

安東儀導容疑者
同棲していた男性A

この事件では、上田と同棲していた男性A(40代)も詐欺罪で逮捕された。

2人は2007年12月、上田の働くスナックで知り合い、すぐに交際を始めた。4カ月後に上田は「3つ子を妊娠した」と嘘をついている。そしてひとりにつき1000万円、合計3000万円を彼に要求したとされる。
その後、男性Aは仕事と家族を捨て、上田と同棲を始めた。車の営業をしていた男性Aは穏やかな性格で、誰からも評判は良かった。仕事の成績も優秀だったそうだ。

鳥取連続不審死事件
上田の部屋は、カビだらけで異臭がひどかったという

男性Aは、家族の大量の洗濯や、子どもの送り迎えをさせられるなど、立場は完全に下だった。そして彼は3つ子の妊娠話を、逮捕されるまで信じていたという。
裁判長は、力関係で勝る上田が、男性Aを精神的に従属させる環境で、正常な思考が困難だったと認め、対等の関係だったという検察側の主張を、全面的に退けた。

2010年10月20日、鳥取地裁で懲役3年(求刑懲役3年6月)の判決を受け、控訴せず確定した。

裁判

上田美由紀・相関図

上田は、詐欺8件、住居侵入・窃盗1件、強盗殺人2件の、合計11件について起訴された。
このうち、強盗殺人2件については否認したが、それ以外はすべて認めた。
裁判は物的証拠がない中での、犯行の立証が争点となった

スポンサーリンク

第一審・鳥取地裁 裁判員裁判

2012年9月25日、公判が開始された。上田は、強盗殺人2件については否認した。

検察は「被害者を呼び出し、睡眠導入剤を飲ませたうえで殺害した。そして、事情を知らずに迎えに来た同居の男性Aの車で現場を離れた」と主張した。
弁護側は「被害者の最後の接触者は男性Aで、睡眠導入剤を飲ませたのもAである」と無罪を主張し、2件の強盗殺人について「真犯人は男性Aである」と主張した。

12月4日に裁判所は、第4事案に関し「矢部さんへの270万円の借金返済を逃れるため、矢部さんに睡眠導入剤を飲ませ、意識がもうろうとしたところを海に誘導し、溺死させた」とした。
第5事案に関しても「円山さんへの53万円の代金支払いを逃れるため、円山さんに睡眠導入剤を飲ませ、意識がもうろうとしたところを川に誘導し、溺死させた」と、2件ともに強盗殺人であると認定した。

「犯行は、冷酷・身勝手で悪質性が顕著。反省や謝罪もなく、極刑もやむなし」として死刑判決を言い渡した。物的証拠はなかったが、「犯人が上田でなければ、合理的に説明できない」と指摘した。
上田は判決を不服として、控訴した。

控訴審・上告審

2014年3月20日、広島高裁松江支部は、強盗殺人2件に関して控訴を棄却、第一審の死刑判決を支持した。
そのため上田は即日上告したが、2017年7月27日、最高裁が棄却を決定、これにより、上田の死刑判決が確定した。

事件について思うこと

スポンサーリンク

殺害は2人だけ?

上田美由紀の周辺では6人の男性が不審な死に方をしていて、そのうち2人は上田の犯行として裁かれました。
ではあとの4人はどうなのかというと、当然これは怪しいわけです。
前半の3人は自殺事故死という扱いになっています。当時はまだ、上田に疑惑の目が向けられていない時期でした。そして、最後のひとりも上田の犯行と証明できなかっただけで、疑惑は強かったのです。
罪に問われた2人の殺害については、睡眠導入剤で意識をもうろうとさせ、自殺や事故に見えるように殺害したと認定されました。あとの4人もこの方法を使ったのでは?と誰でも思います。

スポンサーリンク

木嶋佳苗と上田美由紀

この事件の前に、木嶋佳苗の事件(首都圏連続不審死事件)がありました。この2つの事件は共通点が多く、同時期に同じような事件が続いたことに驚きました。
似ている点は「太った女性」「次々と男を毒牙にかけた」というところ。
ただ、木嶋は上品なセレブを気取り、自分自身を「ブランド化」しているのに対し、上田は庶民派で暴力的です。内容は同じ犯罪ですが、表現方法が違うのです。

体型は別として、男にとって木嶋のほうが危険な気がします。木嶋は「上品で優雅、男を立てる女性」を演じていたようです。

なぜモテた…?被害を防ぐ方法

ニュースになった当時、「なぜこの女にたくさんの男が寄ってきたのか?」ということが話題になりました。その後の取材などで、理由のいくつかは判明しています。

 

・体型的に太った女性が好きな男性、いわゆる「デブ専」を狙った
一説には上田はそういうスナックで働いていたという噂があります。その空間では上田はモテる環境だったわけです。
・びっくりするほど積極的
肩こりのひどい客に湿布を貼ってやるといって車に乗せ、そのままホテルに連れて行ったそうです。
・子供のころからいいなりになる人間を見分けていた
一部の同級生をいわゆるパシリにさせていたそうです。いいなりにできる人間を見分ける嗅覚が優れているのです。
・アメとムチで支配するやりかた
子どもの頃から暴力的な一面がある一方、子ども達に「お父さん」と呼ばせて甘えさせるなど、いい気分にさせていた。

 

このエピソードを見る限りでは、巷でいわれる「サイコパス」そのものです。サイコパスはカモにできる人間を、生まれつきの嗅覚で見分けられるそうです。
なのでほとんどの男性は、上田に引っかかることはないと思います。でも思い当たるふしがある人は気を付けたほうがいいです。上田のような女は意外といるものです。

 

こういう女を見分ける方法は一つです。
付き合ってまだ早い段階で、金の無心をしてくる女はアウトということです。まともな人間は、知り合って何年も経たないのに、金銭を要求してくることはありません。普通は身内やもっと深い仲の人に頼るはずです。頼る人間がいないとしたらその時点で要注意です。他人を利用してばかりの人間には人脈は作れないからです。

 
ただ、こういう女性は「彼女を救えるのは俺だけ」という気にさせるのが上手です。そこさえ気を付けていれば、冷静に考えられると思います。
援助を決める前に「生活保護を検討してみる」「市役所の相談窓口に行ってみる」などの方法を提案してみましょう。それに強い拒否反応を示すようなら、危険信号は真っ赤です。

タイトルとURLをコピーしました