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井の頭公園バラバラ殺人事件|日本一不気味な未解決事件

日本の凶悪事件
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井の頭公園バラバラ殺人事件

1994年4月23日、東京都三鷹市にある井の頭恩賜公園のゴミ箱から、人間の遺体の一部が発見される。この遺体の主は近所に住む普通のサラリーマンで、彼の周辺にはトラブルもなかった。
そのため捜査は難航、容疑者の特定に至ることもなく、15年後、公訴時効が成立となった。そして時効から6年後、被害者は「人違いで殺されたのでは?」という説が出回る…。

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事件データ

被害者の川村誠一さん
犯人不明
事件種別バラバラ殺人事件
発生日1994年4月23日
場所東京都三鷹市「井の頭恩賜公園」
被害者数男性1人
動機不明
キーワードバラバラ殺人、人違い
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事件の詳細

1994年4月23日午前、東京都三鷹市にある井の頭恩賜公園で、清掃員の女性がゴミ箱にポリ袋に入った人間の足首が捨てられているのを発見した。通常ゴミの中身の確認はしないのだが、この女性はゴミ箱の中から猫の餌になるようなものを探していて、偶然ポリ袋を開けたのだった。

遺体が発見されたゴミ箱と情報提供を求める看板

清掃員の女性によると、スーパーで売っている魚の切り身のように見えたそうだ。また、当日午前4時頃には公園内をポリ袋を持って歩く、30代ぐらいの不審な2人組の男が目撃されている。

警察が公園を捜索したところ、池の周りに点在するゴミ箱から、遺体の一部が27個発見された。

それらは、いずれも固く結ばれた半透明のビニール袋に入れられていた。ひとつひとつの大きさは、不自然なまでに同じサイズ。通常こうした事件の場合、関節単位に分けられていることが多い。しかし今回はひとつの大きさがほぼ20数cm。このことから、犯人はこの公園のゴミ箱に捨てることを想定していたものと考えられた。なぜならゴミ箱の投入口は縦20cm・横30cmで、この大きさなら問題なく捨てることができるのだ。

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身元は判明したが…

発見された遺体は両手足と右胸部のみで、完璧に血抜きされていて20数kgしかなかった。手の指紋は削られていたが、わずかに残っていた掌紋とDNA鑑定などから、被害者は公園の近くに住む一級建築士の川村誠一さん(当時35歳)と判明した。肋骨の筋肉組織にわずかな出血の跡があったが、それ以外の情報のない遺体からは死因や死亡時刻は特定できなかった。

遺体は深い部分まで完璧に血が抜かれていた。これは、血管の走行に熟知していることをうかがわせ、身元をわからなくするためと思われた。しかしいくら血を抜いたところで、筋肉組織など核を持つ細胞が残っていればDNA鑑定などで身元は判明する。犯人は高い技術をもって遺体を切断したが、捜査に関する知識は素人並みであると考えられる。

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被害者にトラブルはなかった

川村さんは21日の夜から行方がわからなくなっていて、22日夕方に妻が捜索願を出している。21日午前深夜に新宿駅で同僚と別れてから、遺体で発見されるまでの34時間、川村さんの身に何があったのか、手掛かりは何もなかった。捜査本部は当初、その猟奇的な手口から怨恨による犯行とみていた。しかし職場、友人関係、近所と徹底的な事情聴取を行うも、男女関係や金銭トラブルなど、有力な情報は何もなかった。結果、怨恨の線は消え、交通事故などの形跡もなく、犯人に結びつく物証や情報も見つからず、公訴時効成立の15年が虚しく過ぎてしまった。謎だらけのこの事件については、いろいろな説が錯綜している。

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公訴時効

2009年4月23日、犯人の特定に至ることなく公訴時効成立を迎えた。

事件発覚の3日後(4月26日)に名古屋空港で264人の死者を出す中華航空140便墜落事故が発生。マスコミはこの事故を集中報道し、バラバラ殺人事件に関する報道は一気に激減した。

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事件に関するいろいろな説

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組織的な犯行説

解剖医は複数人の犯行とみているが、その理由として以下の点をあげている。

  • 遺体の切断パターンが3種類あること
  • 遺体の処理が単独犯では難しいということ

大量の血を搾りだすには大量の水が必要で、一般家庭の浴室というのは考えにくいそうだ。処理の仕方をみると、数人のグループで、切断、洗浄、梱包を流れ作業的に行ったと分析している。また、元々決められた設備と手順にのっとって、冷静に行われた感じがすると話している。

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マインドコントロール集団の犯行説

「組織的な犯行説」とつながるが、解剖医は、過激カルト教団などのマインドコントロールされた人が、複数で粛々とやった行為だと考えている。これほど緻密で異常な遺体処理をやっている例は、世界の犯罪史上でも類を見ないそうだ。そして、なにか宗教的な背景があるグループしかない、と話した。

川村さんは同僚に車で送ってもらった時に、杉並区の高井戸あたりで降ろしてもらったことが2~3回あったらしい。このあたりには宗教施設がいくつかあるが、これが事件と関係あるかどうかは不明だ。

川村さんの妻は、新興宗教の信者だったことはない、と明言しています。(新潮文庫「殺人者はそこにいるー逃げ切れない狂気、非情の13事件」P.40)

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人違いで殺された説

時効から6年後の2015年、川村さんは人違いで殺されたかもしれないという話が出てきた。当時、この地域の露天商の元締め的存在の男性が、川村さんと顔も背格好も年齢も瓜二つだったというのだ。この男性は当時増えていた外国人露店商を、この地域から追い出そうと画策した。ルールを守らない彼らは、たびたびトラブルを起こしていたのだ。

男性はその筋の人に力を借り、 徹底抗戦を試みた。そんな時、彼はあることに気付いた。 単なる露店商である思っていたヒッピーたちは、実は某国の特務機関に属する工作員たちだったのだ。身分を偽って入国したプロの工作員集団を相手に、この男性は攻撃を仕掛けてしまったのだ。

男性は逆に監視され、命を狙われることとなる。そのため、当時倉庫として家を借りていた吉祥寺界隈には近寄らず、都内のビジネスホテルを転々としていた。にもかかわらず、日本中どこに行っても怪しい外国人の影を感じるようになった。もう駄目かと思ったその時にこの事件は起きた。

その夜、男性はいつも通り都内のビジネスホテルに潜伏していた。事件を知ったのはテレビのワイドショーで、画面には彼が倉庫代わりに使っている家が映っていた。そして被害者の映像を見たとき「背筋が凍る思いだった、この人は私と間違われて殺されたと確信した」と語っている。

川村さんの自宅と、男性が倉庫代わりに借りていた物件は目と鼻の先だった。吉祥寺駅界隈では、男性は川村さんの知人らに声をかけられることがよくあり、その激似ぶりにいつも驚かれたという。つまり、川村さんはこの男性の代わりに、外国人工作員らに殺害されたという疑惑が浮上するのだ。

この話は猪俣進次郎氏の取材により明らかにされました。これが本当なら恐ろしいことです。しかし「某国」ってどこなのでしょうか?人を殺めるのにターゲットを間違うなんてちょっと驚きです。露天商の元締めと一級建築士ではかなり雰囲気が違う気がしますが、「某国」人には違いがわかりにくかったのでしょうか?

 

新宿駅で同僚と別れた直後の22日午前0時すぎには、川村さんによく似た男性がJR吉祥寺駅デパート脇で2人の若い男に殴られていたという証言があります。新宿ー吉祥寺は所要時間20分弱、吉祥寺は川村さんの自宅と井の頭公園があり、時間も場所も符号しています。暴行を受けていたのは川村さんだった可能性は確かにあります。

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交通事故説

22日未明に人と車が激突するような物音がしたという情報もあり、交通事故にあった被害者の死体を隠すためにバラバラにしたという見方も出ている。しかし解剖医はこれを否定している。交通事故だった場合、遺体になんらかの傷が絶対にあるはずだが、これはまったくなかった。生前に受けたと思われる傷は右胸部に1か所あるが、ほんのわずかな出血だけで交通事故とは認められない。

解剖医は佐藤喜宣教授で、当時すでに2000件以上の遺体解剖を行っているベテランの法医学者でした。それほど経験豊かな方の意見ですから、この説は違うのかもしれません。

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遺体の大部分はすでに焼却された説

発見された遺体は両手足と右胸部だけで、全体の3分の1だけだった。では残りの3分の2はどこにいったのだろう?3分の2を隠しおおせることができるなら、手足部分も一緒に隠せば事件は発覚しなかったのだ。このことを検証していくと、ひとつの仮説にいきつく。発見されない3分の2は、すでにゴミと一緒に焼却されていたのでは?という可能性だ。時系列に説明すると、以下のようになる。

  • 21日(木)深夜、川村さん殺害。遺体処理を開始。
  • 22日(金)3分の2が午前中のゴミ収集に間に合い、当日中に焼却。残りの処理を開始。
  • 23日(土)早朝、残り3分の1を公園のゴミ箱に捨てる。清掃員により発見。

23日の遺体発見もほとんど偶然でした。清掃員の女性が猫の餌になるようなものを探さなければ、事件は発覚せず、川村さんは行方不明者のままだったでしょう。遺体発見よりも前に普通のゴミとして回収され、誰にも知られることもなく焼却された、というこの説はかなり可能性が高いと感じます。残り3分の1は、次のゴミ収集日(月曜日)まで待てずに、公園のゴミ箱に捨てたのかもしれません。

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